① 企画

ウェビナー構成の作り方

60分なら導入5分・本編40分・Q&A10分・クロージング5分(30分・45分版付き)

この記事の結論

ウェビナーは60分以内、初めての開催なら45〜60分が最適です。60分の基本配分は「導入5分・本編40分・Q&A10分・クロージング5分」で、本編は20分以内の区切りを2つ入れると途中退席が減ります。30分なら「導入3分・本編20分・Q&A5分・締め2分」、45分なら「導入5分・本編30分・Q&A7分・締め3分」が目安です。

本記事は2026年9月時点の情報を、2026年9月28日に一部更新しました。全体の流れは初めてウェビナーを担当する人の全体像を参照してください。

ウェビナーは何分が最適?60分と30分どちらがいい?

最適な長さは「1時間程度」が最多ですが、「30分程度」「45分程度」を合わせると1時間未満を望む人のほうが多数です。企業ウェビナーの視聴経験者550名への調査では、最適な長さは次の分布でした(Jストリーム、2024年3月)。

最適だと思う長さ 回答率
1時間程度 33.1%
30分程度 27.3%
45分程度 22.9%
30分未満 8.7%

1時間以内と答えた人が9割以上、45分以内が約6割です。別の調査でも、最適な長さは「60分未満」が51.5%で最多、参加後の不満の1位は「時間が長かった」62.9%でした(ネクプロ×マイナビニュース、2024年7月)。

つまり「60分を超えない」が絶対条件で、「本編の中身が45分で足りるなら45分にする」が実務的な判断です。話したい内容が多いからと75分・90分にすると、離脱と不満が同時に増えます。

60分ウェビナーの基本テンプレは?

60分は「導入5分・本編40分・Q&A10分・クロージング5分」に分けます。本編40分は、20分以内のパートを2つ(または13分×3つ)に区切り、各パートの冒頭で「この20分で分かること」を1文で言ってから始めます。

時間 パート 内容 目安スライド枚数
0:00〜0:05 導入 挨拶、本日のゴール、登壇者紹介、チャット・質問方法の案内 3〜4枚
0:05〜0:25 本編1 対象者の悩みと、その原因(気づき) 8〜10枚
0:25〜0:45 本編2 解決の手順・事例・数字(根拠) 8〜10枚
0:45〜0:55 Q&A 事前質問→当日チャット質問の順に回答 1枚
0:55〜1:00 クロージング まとめ、資料・アーカイブの案内、アンケート依頼、次の行動 2〜3枚

上表の枚数は、話の区切りとなる見出しスライドを1〜2分に1枚のペースで数えた目安【仮説】です。見出しスライドの間に補足・図解のスライドが挟まるため、1枚あたりの切り替えペース(30〜60秒)を基準にした総枚数(60分なら本編40分で40〜50枚が目安)はウェビナーのスライドと話し方で詳しく解説しています。

導入の5分では、自社紹介を長くしないでください。参加者が知りたいのは「この60分で自分の何が変わるか」で、会社沿革ではありません。自社紹介は30秒以内、登壇者紹介は「この話を語れる理由」だけに絞ります。

AI WEBINAR DIRECTOR企画案と告知・申込ページのたたき台を、AIが約5分で作成しますやりたいことを書くだけで使えます無料でWebセミナーを作ってみる →

本編40分は、なぜ20分で区切るのか?

参加者の半数以上は、開始20分以内に「このまま見続けるか」を決めるからです。ウェビナー参加経験者への調査では、視聴を続けるか離脱するかを判断するタイミングは「5分以内」8.2%、「10分程度」18.2%、「15分程度」18.5%、「20分程度」11.0%で、合計55.9%が20分以内に判断していました。最後まで見て判断する人は約3割です(トップランナーマーケティング、2023年4月)。

視聴継続を判断するタイミング 回答率
5分以内 8.2%
10分程度 18.2%
15分程度 18.5%
20分程度 11.0%
(20分以内の合計) 55.9%

この数字から、最初の20分(導入5分+本編1の15分)までに「対象者の悩みを言い当てる」「解決の全体像を見せる」の2つを済ませる必要があります。結論を後半に温存する構成は、ウェビナーでは逆効果です。

本編2の途中(開始35分前後)に、投票・チャットへの一言回答・簡単な質問など、参加者が手を動かす場面を1つ入れると、後半の離脱を抑えられます。

30分版・45分版の時間配分は?

30分・45分でも、パートの順番は変えず、本編と Q&Aの長さだけ縮めます。

パート 30分版 45分版 60分版
導入 3分 5分 5分
本編 20分(10分×2) 30分(15分×2) 40分(20分×2)
Q&A 5分 7分 10分
クロージング 2分 3分 5分

30分版は、テーマを1つに絞り、事例は1社だけにします。昼休みや業務の合間に参加しやすく、初回の「まず1回やってみる」開催や、既存顧客向けの機能説明に向いています。45分版は、事例2社・手順5ステップ程度まで入り、初回のBtoB向けウェビナーの標準形として扱いやすい長さです。どの版でも、Q&Aは削らないでください。質疑応答は参加者が最も「自分向けの情報」を得られる時間で、商談につながる質問もここで出ます。

Q&Aで質問が来なかったら、どうする?

事前に「想定質問」を3つ用意しておき、質問がなければ「よくいただく質問」として自分から答えます。申込フォームやリマインドメールで「聞きたいこと」を事前に集めておくと、当日の沈黙をほぼ防げます。

当日は、チャットに質問が入るまでの間、司会が「〇〇について気になる方はチャットに『1』とだけ送ってください」のように、参加のハードルを下げる声かけをします。ウェビナーの参加経験者のうち約3割は、チャットなどの機能を一度も使わない「見るだけ参加」です(トップランナーマーケティング、2023年4月)。質問がないのは内容が悪いからではなく、発言に慣れていない人が多いためです。

参加者は平均で何分見ているのか?

平均視聴時間は、データの取り方によって大きく異なり、「61分のセッションで平均24分」(Livestorm、2024年)から「平均57分」(GoTo、2019年3月)まで幅があります。

データ元 平均視聴時間 前提
Livestorm 2024年レポート 24分 平均61分のセッション
GoTo(25万件以上のウェビナー分析) 57分 2019年公開

前者は途中入退室を含む平均、後者は視聴者全体の平均と見られ、単純比較はできません。実務では「半数は20分以内に見続けるか判断する」「最後まで見るのは約3割」という前提で、前半に価値を集中させるのが安全です。

構成が決まったら、次は何をする?

時間配分が決まったら、各パートのスライドと台本を作り、本番と同じ環境でリハーサルを1回行います。スライドと話し方はウェビナーのスライドと話し方、登壇者への依頼は登壇者の依頼メールと謝礼の相場、当日参加者を増やすリマインド設計はウェビナー参加率を上げる方法、開催後の案内はウェビナー後のフォローメール例文を参照してください。

この工程をAIで下書きする

本記事のテンプレは、AIウェビナーディレクターでは「プログラム」(最大6枠)としてLP案・実施計画書に反映されます。テーマ・対象者・目的を入力し、配信ツール(Teams・Google Meet・Zoom)やKPIを選ぶと、プログラム案が企画案・LP案と一緒に生成され、チャットで「本編を2つに分けて」「Q&Aを10分に」のように調整できます。台本の文章そのものは生成範囲外ですが、時間配分の骨格をAIウェビナーディレクターで作ってから台本に落とすと、白紙から配分を考える時間を省けます。

出典

執筆: AIウェビナーディレクター編集部(Aiberry)。公開日 2026年9月19日。

AIがウェビナー準備をサポートAIがサポートするので、誰でもwebinarの成功に近づけます。無料でWebセミナーを作ってみる →