③ 参加率

ウェビナー参加率を上げる10の方法

リマインド3通の例文・特典・カレンダー登録

この記事の結論

ウェビナーの参加率(申込者のうち当日視聴した人の割合)は、複数の調査で46〜48%前後が平均とされています。つまり申込者の半分が来ないのは普通のことで、ここから参加率を上げる最も確実な手段は「1週間前・前日・当日の3通のリマインドメール」と「申込直後のカレンダー登録導線」の2つです。本記事は2026年9月時点の情報を、2026年9月28日に一部更新しました。10の方法をデータとともに整理し、そのまま使えるリマインドメール例文3通を載せています。

参加率の前に「そもそも何人申し込むのか」を知りたい方は ウェビナーの参加者数の平均 を、全体の流れは親記事 初めてウェビナーを担当する人の全体像 をご覧ください。

ウェビナーの参加率は平均どのくらい?半分来ないのは普通?

申込者の半分程度が参加する、というのが公開データの中央値です。ウェビナーツールLivestorm社の2026年9月公開のベンチマークレポート(33,786セッション)では2025年の参加率は47.7%(2024年は48.9%)で、同社の2024年データを引用したlinestepの記事では全体平均46%、業種別に広告33%・教育48%・製薬63%と幅があります。参加率50%は失敗ではなく、むしろ標準です。

指標 数値 情報入手先
参加率(2025年、前年は48.9%) 47.7% Livestorm(2026年9月)
全業種平均(2024年データ) 46% linestep(2026年2月、Livestorm引用)
業種別の幅 広告33%〜製薬63% linestep(2026年2月)
申込のうち開催前1週間に発生する割合 49.6% Livestorm(2026年8月)
申込のうち当日に発生する割合 15.3% Livestorm(2026年8月)
参加率が最も高い曜日 火曜51.7%、月曜51.5% Livestorm(2026年8月)

注意したいのは、申込の半分が開催前の1週間に集中する点です。告知を早く始めても、最後の1週間の追い込みがなければ申込は伸びません。

参加率を上げる10の方法は、どの順に手をつければいい?

効果と手間のバランスで並べると、まず「リマインド3通」と「カレンダー登録」、次に「開催日時」と「所要時間」、その後に特典やコンテンツの改善という順になります。前半4つは仕組みを一度作れば毎回使えるため、初回開催でも取り組めます。

順 方法 要点 根拠・目安
1 リマインドメールを3通送る 1週間前・前日・当日(30分〜1時間前) マケフリ、local-mp が3回を推奨
2 申込直後にカレンダー登録導線を置く 申込完了ページと確認メールに「Googleカレンダーに追加」リンク local-mp は10〜15ポイント向上と記載(同社の見解)
3 火〜木の昼前後に開催する 火曜・月曜が参加率最上位 Livestorm(2026年8月)
4 60分以内、できれば45分に収める 視聴者の9割超が「1時間以内」が最適と回答 Jストリーム(2024年3月)
5 参加特典を「当日参加者限定」にする 資料・チェックリスト・個別相談枠など 特典を後述
6 見逃し配信は「申込の決め手」として使う 視聴者の69.2%がアーカイブが申込の決め手になった経験あり シャノン(2025年12月)
7 タイトルで「誰が・何を得るか」を明示する 対象者を限定するほど参加意欲は上がる linestep(2026年2月)
8 申込フォームは必要最小限にする 項目が多いと申込前に離脱する linestep(2026年2月)
9 告知から開催までを2〜3週間にする 期間が長いと忘れられる linestep(2026年2月)
10 当日の接続方法を1画面で分かる形にする URL・パスワード・ブラウザ可否を確認メールに再掲 マケフリ(2022年10月)

local-mpの記事は「リマインドなしで30〜40%、適切な設計で60%以上」ともしていますが、実測データの出所が明記されていないため同社の見解として扱っています。初回開催ではまず50%を基準に置き、2回目以降でリマインドの効果を比較するのが現実的です。

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リマインドメールは何通・いつ送る?例文3通

3通が基本で、1週間前は「見どころ」、前日は「接続URLと流れ」、当日は「URLだけ」と役割を分けます。マケフリは前日と当日を朝9時に配信する運用を紹介しており、始業直後に受信箱の上にある状態を作るのが狙いです。以下の3通は差し替え箇所を【 】で示しています。

1通目(1週間前): 見どころを伝える

件名: 【10月3日(金)13:30】ウェビナー「【テーマ名】」まであと1週間です

【○○様】

【株式会社□□】の【◇◇】です。
お申し込みいただいたウェビナーの開催が1週間後に迫りました。

当日は、【△△社の事例をもとに、経費精算のクラウド化で
月20時間の作業を減らした手順】を、登壇者の【氏名】が解説します。

・日時: 【10月3日(金)13:30〜14:30】
・形式: 【Zoomウェビナー】(参加URLは前日にお送りします)
・参加者限定の特典: 【当日使用した資料と、導入チェックリスト】

▼カレンダーに登録する
【Googleカレンダー追加リンク】

当日お会いできるのを楽しみにしています。

【◇◇】

2通目(前日): 接続URLと当日の流れ

件名: 【明日13:30開催】「【テーマ名】」参加URLのご案内

【○○様】

明日開催のウェビナーの参加URLをお送りします。

▼参加URL
【https://zoom.us/j/○○○○】
パスコード: 【○○○○】

・開始: 【13:30】(【13:20】から入室いただけます)
・所要時間: 【60分】(講演40分+質疑応答15分)
・ご用意いただくもの: 特にありません。
  ブラウザからも参加できます

質問は開催中いつでもチャットからお送りください。
当日のご参加が難しくなった場合は、このメールに
ご返信いただければ見逃し配信をご案内します。

【◇◇】

3通目(当日、開始1時間〜30分前): URLだけ

件名: 【本日13:30開始】「【テーマ名】」参加URL

【○○様】

本日【13:30】より開始します。以下のURLからご参加ください。

▼参加URL
【https://zoom.us/j/○○○○】
パスコード: 【○○○○】

【◇◇】

告知メールの件名・書き方も参加率に影響する?

影響します。参加率は申込後のリマインドだけでなく、告知段階でどんな人に申し込んでもらえたかにも左右されます。件名は冒頭15〜20文字にテーマの核心を置くのが基本で、メルラボの検証(2023年9月)では件名20文字以内の開封率が21.67%と最も高く、26文字以上では19.95%に下がっていました。

案内メールは「初回」と「直前」で役割を分けます。初回案内は「対象者の悩み→分かること3点→日時と申込URL→登壇者」の順で200〜300字程度にまとめ、直前案内(開催3日前・前日)は同じ文面を繰り返さず「締切・残席・当日の見どころ」のどれか1つを冒頭に置いた短い文面にします。申込の5〜6割は開催前の直前1週間に発生するため、直前案内を省略しないことが参加率にも効いてきます。件名の型と、初回・直前2種類の案内メールのテンプレートはウェビナー告知文の例文にまとめています。

参加特典は何を用意すると効く?

特典は「当日参加した人だけが得られるもの」にするのが原則で、資料配布だけなら見逃し配信で代替できてしまい、参加率には効きません。反対に、個別相談枠や質問への回答、参加者限定のテンプレートなど「ライブでしか得られないもの」は当日参加の理由になります。

特典の種類 参加率への効き方 向いているウェビナー
当日資料のダウンロード 弱い(欠席者にも配ることが多い) 認知目的
チェックリスト・テンプレート 中(当日参加者限定にすれば効く) 実務担当者向け
個別相談・診断の枠 強い(人数限定にしやすい) 商談化目的
質問への当日回答 中(Q&Aが主役の構成に向く) 専門家登壇

見逃し配信をどう扱うかは悩みどころです。シャノンの2025年12月の調査では、視聴者の93.4%にアーカイブ視聴経験があり、69.2%は「アーカイブがあること」が申込の決め手になった経験があると答えています。一方で主催企業のうちアーカイブを配信した経験があるのは47.2%にとどまります。申込数を増やすには見逃し配信を告知し、参加率を守るには「特典はライブ限定」とする組み合わせが、両方を満たす現実的な落としどころです。

開催の曜日と時間は、いつが参加率が高い?

参加率だけで見るなら火曜か月曜、時間は昼前後が有利です。Livestormの分析では火曜51.7%・月曜51.5%が最上位でした。ただしこれは海外(米国中心)のデータで、日本のBtoBでは月曜午前が週次会議と重なりやすいため、火〜木の11時台または14時台が無難です【仮説】(前提: 日本企業の定例会議が月曜午前に集中しやすいという実務上の観察)。

所要時間は、Jストリームの2024年調査で「1時間程度」が最適とする回答が33.1%で最多、「30分程度」27.3%、「45分程度」22.9%と続き、1時間以内が9割超でした。60分の枠なら本編を40分に収め、残りをQ&Aにする構成が 60分ウェビナーの構成と時間配分 で紹介している型です。

参加率を上げたあとは、参加者・欠席者それぞれへの フォローメール で成果につなげる工程に移ります。

出典

執筆: AIウェビナーディレクター編集部(Aiberry)。公開日 2026年9月19日。


リマインドや特典の設計は、企画の段階で「KPI・集客チャネル・配信ツール・フォロー方法」が決まっていると一度に組み立てられます。AIウェビナーディレクター では、やりたい内容を入力すると企画案・実施方法・申込ページ案のたたき台を5分ほどで下書きできるので、そこで決めた日時と特典をこの記事のリマインド例文に写す、という使い方ができます(メールの送信は主催者側の配信ツールで行います)。

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